はじめに
ニンテンドースイッチの『スーパー野田ゲーPARTY』の「次おります早押しバス」の4人目の刺客として登場している、DJタイガーことなかしんです。
代々木公園のベトナムフェスティバルで買った笠、ノンラーをかぶっているので一目瞭然だと思います。
最近はコロナ禍なので旅ブロガーを諦めて、毎日スタバでコツコツとインディーゲームを作っています。
もちろんゲームの主人公は、ノンラーをかぶったDJタイガーです。
完成したらAppleストアからリリースしたいです。
前回のつづき
さて、DJタイガーが金槌でゾンビと戦うゲームを作っているのですが、攻撃がヒットしたら赤いパーティクルを出す様にしたのです。血ですね。
血のテクスチャーは、Unityに入っているデフォルトの丸い粒のテクスチャを使いました。
まだゲームが仮(仮)の段階だし、血に見えるからこのままでも良いのですが。。。
でも血、作りたいやん?
血
みなさんは血のテクスチャを描く時にどんなツールを使いますか?
自分は普段はPhotosop使いなので、Photoshopのパスで描けば楽勝なのですが。
しかし、この趣味でやってるインディーゲーム開発には「会社の機材を一切使わない」という自分ルールがあるのです。
私物のMacBook ProにはPhotoshopが入ってないですから、却下です。。。
そういえば血を描くなら、前々から温めていた手法がありまして。
それは牛乳で描く方法です。
ゼイリブ
そういえば以前に『ゼイリブ』のARエフェクトを作ったのを覚えてますでしょうか?
その時にエイリアンの顔のテクスチャを、エイジングビーフで作った事は記憶に新しいと思います。
今回はその続編として「牛乳で血を作ってみよう」という企画です。
材料
- 牛乳(少々)
- 黒い板
- スポイト
牛乳は白ければ何でも良いです。後でUnityで赤くしますので。
次に、池袋・東急ハンズ(四階のマテリアル売り場)で買ってきた黒いマットの板、198円。
つや消しマットなところがミソです。
これがいわゆるキャンバスですね。
そして最後に牛乳を垂らす、スポイトが必要です。
百均ショップに行けば売ってるらしいのですが、息子(13)が「おえかきグミランドに入ってる」と言うので買ってきました。
おえかきグミランド
これがおえかきグミランドです。
いわゆる知育菓子でしょうか。
確かにスポイトが入ってました。
とりあえず中身は、息子(13)に食べてもらい、ついにスポイトゲットしました!!!
牛乳
それではスポイトで牛乳を吸って、黒い板に血を描いてみようと思います。
スポイトで垂らすも、牛乳がしゃぶしゃぶ過ぎて絵が描けないです。おまけに泡も出来るので楊枝で割ります。
思うように描けない。
なんか違う。
がんばったけども。。。
牛乳よりももう少し粘り気がないと絵が描けないですね。
ヨーグルト
ということでヨーグルトを買ってきました。
ヨーグルトでテクスチャ作るぜ!
しかし、こちらも思ったほど上手く描けないなぁ。
ただ牛乳よりは厚みがあって良さげ。
放射状に伸ばしてみた。
これなんて、ヒットエフェクトにどうでしょう。
あとこういうのも作ってみました。
板を傾けて、垂らしてみました。
ちょっと線が太いですね。ヨーグルトよりもっと良いマテリアルがありそうですが、今回はこれで良しとします。
たぶん練乳とかが良いんだろうな。あとスポイトも本格的なのがあれば使いやすいのかも。
加工
牛乳とヨーグルトの画像を、iPhoneの「写真」でモノクロにして、正方形に切り抜きます。
次にAffinity Designerで読み込んで、サイズを256×256とか適切なサイズにして。。。
マスクで抜いてPNGで保存しました。
ただ、それだけ。
実装!
早速、牛乳やヨーグルトから作ったテクスチャをUnityで読み込んで、パーティクルに貼ってみました。
この動画に使われている血のテクスチャは全て、牛乳とヨーグルトから作られています。
ただ、ひとつだけ言える事は、こんなゴア表現のゲームはAppleの審査が通らないんじゃないかな?笑
インディーゲーム初心者なので、審査の事までは知りません。
最近ではスタバでこれを作っているのが厳しくなってきました。公共の場にそぐわない表現になってきましたので。
しかしこれらの血の全てが、牛乳やヨーグルトから作られている乳製品だと知ったら微笑ましいでしょ?
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