ゲームの作り方 #017 炎から炎のテクスチャを作る方法【フライパン】

はじめに

CGを使わずにテクスチャを作るシーリズのやつです。

今まではヨーグルで血のテクスチャを作ったり👆

お塩で砂のテクスチャを作りました👆

👆前にコットンで汎用的な煙のテクスチャを作って、それを炎エフェクトに使ってみたのです。

しかしもうちょっと炎のディテールが欲しいなと思ってました。

パンガン島ステージではこの燃えてる文字が重要なので。

なので今回は前から試してみたかった手法で、炎のテクスチャを作ってみようと思います。

それはリアル炎から、炎のテクスチャを作る方法です🔥

フライパン

まずフライパンを用意します。黒いフライパンが良いですね。

なぜかというと背景が黒いほうがアルファで抜きやすいからです。

タイムリーなことに、燃えないゴミとして出す予定のフライパンが置いてあったので使ってみました。

最悪、焦がしてもダメージはありません。

餃子

そして我が家は昨夜、どさんこプラザで買ってきた音更ぎょうざの宝永を食べました。

我が家の餃子といえば北海道の味です。

なので、ちょうどフライパンに餃子の油のしみたキッチンペーパーがあったのでチャッカマンで燃やしてみました。

燃えてるけど思ったよりも大人し目の炎だったので、息をフーフー吹きかけて揺らしてiPhoneで動画撮影しました。

それをiPhoneの「写真」の「編集」で白黒にしてコントラストを強めにして背景を黒で飛ばします。

厳選

それをiMovieに持っていき、ループしそうな16枚を選んで画像で保存します。

はじめからタイムラプス動画で撮影しても良かったかな?とか思ったけど、どうだろう。

ここらへんはアドビのツールを使えばサクッとできるのですが、私物のMacBook Proにはそんな高価なツールは入ってないので庶民的なツールを使っています。

16枚の連番の炎をペイントツールで開き、余分なキッチンペーパーの部分を消します。地道に。

最後に128×128に整形した炎を、左上から16枚並べて、512x512の1枚のテクスチャを作ります。

これで完成です。

Unity

最後にUnityに持っていき、前回と同じくSKULL MOON PARTYの文字を燃やしてみました。

汎用的な煙のテクスチャよりは、炎のディテールが上がったと言えるでしょう。

庭がある家だったら、松明を燃やして夜に撮影したら、いい感じの炎が調達できるだろうなと思ったり。

でもまぁ、もうちょっとUnityの方で調整したらなんとかなりそう。

しかし!

実は問題はそこじゃなくて、このように文字に合わせてパーティクルを出そうとすると相当量のパーティクル数が必要になります。これで3000くらい。

なのでこの燃えている文字自体を再レンダリングして、16枚のアニメにしようかなと模索中です。

あとこういう記事を動画にするやつ、一度やってみたかったので編集してみました👇

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