【Beach of the Dead 開発記録 Ep23】Beach of the Dead ver1.0.10 アップデート情報(Android 13対応・APIレベル修正・データセキュリティ)

あの人にシェアしたら喜ばれるかも!

こんにちは。今回は、自作ゲーム『Beach of the Dead』の ver1.0.9 → ver1.0.10 へのアップデート内容についてまとめておきます。

今回の更新では、Google Playのポリシー対応を中心に、アプリの安定性と対応端末の幅を広げるための重要な修正を行いました。久しぶりのアプリ開発だったこともあり、いろいろと思い出しながらの作業でしたが、自分用の備忘録も兼ねて書き残しておきます。

Table of Contents

アップデート内容まとめ

1. Android 13(APIレベル33)対応で新規ユーザーへの配信制限を回避

Google Playからの警告で、「Android 13(API 33)に対応していないと新規ユーザーがインストールできなくなる」との通知が届いていました。対応期限は 2024年8月31日(とっくに過ぎてたw)。この警告を受けて、対象APIレベルを33に更新しました。これにより、新しいAndroid端末でも問題なく『Beach of the Dead』をインストールできるようになりました。

2. 最低APIレベルの見直しで対応端末を拡大

作業中に気づいたのですが、最低APIレベルの設定が高すぎて、一部の古い端末ではインストールできない状態になっていました。そこで、最低APIレベルを Android 6.0(API 23) まで引き下げることに。この修正は当初の予定ではなかったのですが、結果的に『Beach of the Dead』をインストールできるユーザーの幅が大きく広がりました。

3. Google Play Consoleでのデータセキュリティ申告

『Beach of the Dead』はユーザーデータを収集していないため、その内容を Google Play Console の データセキュリティセクション で申告しました。これにより、ストア上でのポリシー準拠が確認され、公開が維持されました。※今後、個人情報などを扱う機能を追加する場合は、再申告が必要になります。

4. 広告IDのポリシー対応とユーザー同意フローの実装

アプリ内で使用している広告IDについても、Googleの新しいポリシーに対応するため、適切に申告を行いました。これにより、広告表示や収益化まわりの問題もクリアになり、安定した運用が可能に。

開発をふりかえって思ったこと

今回のアップデートをやるまで、しばらく『Beach of the Dead』の開発から離れていて、APIレベルの扱いやポリシー対応など、すっかり忘れてしまっていた部分も多かったです。でも、ChatGPTに相談しながら進めていく中で、「ああ、こういう設定あったな」とか「前にもこんなミスしたな」とか、少しずつ開発の勘が戻ってきた感じがしました。

それにしても、ふと思ったんですよね。当時のオレ、よくこんな難しいことを、AIも無かった時代にGoogle検索とYouTubeだけでやってたな?って。本当にあの頃の自分、すごかったと思う。執念というか、集中力というか。そして今はAIがある。これはもう、鬼に金棒です。

一人でやってると、どうしても見落とす部分って出てくるけど、こうやって「誰か(たとえAIでも)」に相談しながら進められる今の開発スタイル、本当に助かっています。

さいごに

今回のアップデートで、『Beach of the Dead』の安定性と対応端末の幅はかなり改善されたと思います。Google Playのポリシー対応や申告まわりの作業って、地味だけどユーザーにとっては安心してアプリを使えるための大事な土台です。

今後もGoogle Playの仕様変更には柔軟に対応しつつ、プレイヤーが安心して楽しめるゲームを目指して、アップデートを続けていきたいと思います。

そして今、またゲームを作ることに気持ちが向いているのは、AIがある時代だからかもしれません。かつては、ひとりでGoogle検索とYouTubeを駆使して進めていた開発。いまは、AIという強力な味方がいる。

だからこそ、これまで積み上げてきたものの上に、もう少し手を加えてみたいと思えるようになりました。現在、水面下で進めている次回の大型アップデートのコードネームは「GOLD」。『Beach of the Dead』は、まだまだ進化していきます。

乞うご期待。

ゲームの作り方

あの人にシェアしたら喜ばれるかも!