【Spark AR】Instagramフィルター『Vinyl / レコード』の作り方

はじめに

実はですね、最近レコードを手放したんですよ。その事は、TIGER ON BEAT名義のブログに書きました。

上のリンクなんですけど、興味がある方は読んでみてください。

ビニール

レコードってポリ塩化ビニールで出来てて、熱に弱いんです。

自分って南の島やビーチが好きじゃないですか。将来は南国で暮らしてる事とか普通に想像出来るんですけど。

南国だとレコードが溶けちゃいそうじゃないですか。かさばりそうだし。

なので来るべくしてレコードを手放す時が来たのですが、それでも断腸の思いだったし、今でも未練タラタラなのです。

せめてレコードのかっこよさをInstagramのフィルターにして、心に仕舞っておこうと思いまして。

ちなみにコレはSpark ARを使用して作ってますが、ARの技術を使ってないので、今回はただのカメラのフィルターですね。

素材

昔、子ども達がちびっ子時代に一緒に『SHARK』という曲を作りました。

そのMVに使ったレコードの素材が、まだ昔のMacBook Airに残っていました。コレは使わない手はないですね。

息子のサメの絵と娘のタイトルロゴは今回は使用しません。

回転

一応12インチレコードを想定してるので1分間に33と1/3回転して欲しい。出来ればタップで回転して、タップで止まって欲しい。

Screen TapっていうパッチにSwichを繋げて、その後ろにアニメーションを繋げたところ、上手く機能しました。

これで画面をタップするとレコードが回り、タップして止まりました。

しかしpauseボタンを押してもしばらく回り続けて徐々に止まるあのレコードの感じを表現したいのですが、今の自分にはピタッと止まる事しか無理なようです。

そして最終的に回転速度はYouTubeのレコード動画を見て、目で合わせました。

レーベル

さて、今回悩んだのはレコードレーベルの色です。

総天然色のフルカラー過ぎると印刷物っぽく見えないじゃないですか。

これくらいの色数の方がインディーズレーベルから出てるお金のかかってない感じがして、かっこよくて好きです。

青いレーベルも良いよね。文字を撮影した方がレコードっぽい。

なのでUIでレーベルの色を選択出来るようにしました。

完成

いつになくパッチの量が多くなってしまいましたが、これにて完成です。

上手く動くかチェックよろしくです。

さいごに

この『レコード』でちょうど10作品目でした。おさらいしましょう。

NAK-001 George AR Romero

NAK-002 Hexagon / 六角形

NAK-003 Starbucks / スタバ

NAK-004 Deamon / デーモン

NAK-005 Cleft Chin / 割れ顎

NAK-006 They Live / ゼイリブ

NAK-007 Stun / ピヨり

NAK-008 Altern 8 / オルタネイト

NAK-009 Halo / 後光

NAK-010 Vinyl / レコード

Altern 8が偶然にも8作目だったという。