土 - 6月 9, 2007

レベル・サーティーン


シネセゾン渋谷で初日レイトショーの「レベル・サーティーン 」を観た。

(C) Sahamongkol International All Right Reserved.

良かった! ネタばれしない程度に書くと、レベル13まであるゲームをクリアすると賞金がもらえるみたいな、これって結構ネタばれしてるのかな! んなこと言ったら何も書けないから、違う事書くか。

コノ手のゲーム主催者が居る話って「ライヤーゲーム 」とか「SAW 」とか「10億分の1の男 」 とか、あと「CUBE 」とかもそうだろう。誰かの手のひらで踊らされる的映画。ここに挙げた作品が好きな人は見とけ、と。

でもサスペンスが観たかったというよりは、タイ映画だから観た、という所が大きい。風呂上がりにふらりと映画を観に行く感覚は、パトゥムワンプリンセスホテルに滞在中、睡眠前にMBK(マーブンクローン)センターの上に映画を観に行くのと同じ。上映前にタイ国歌が流れて起立したい気分だった。タイ行きてぇ!

「携帯どこで手に入れた?」「マーブンクローン」という会話や、サム・リーみたいな顔のヒロインは「心霊写真」のお化け役の子だったりする辺りでにんまりしたりした。

タイ映画でレイトショーってあんまり期待してなかったけど、レイトなのは映像的にXXXだからなんだろうな。もっとタイ映画輸入してください。

Posted at 12:05 午前    

木 - 3月 22, 2007

インビジブル・ウェーブ


マスコミ試写でペンエーグ・ラッタナルアーン監督の「インビジブル・ウェーブ 」を観た。

(C)2006, INVISIBLE WAVES B.V.

前作「地球で最後のふたり 」に続き、クリストファー・ドイルカメラ。主人公浅野忠信がマカオ→香港→プーケット島と移動する一見オレが好きそうなロードムービーなのだが、なんと! カメラが閉塞的でずっと暗くて狭い船室や安宿の客室やら、旅行者が喜びそうな観光地の絵は一切無し! おまけに銀幕全面が海面という水平線すら見せてくれないカットが二回もあり、気分はどんよりだよ! いやその絵がダメだって言ってるわけでなくて、良い意味で裏切られたって感じ?

分かってるって! 映画の文法的に、つまりそれが主人公の内面を表現してるわけだろ? そこがイイんだろ? でもさぁー、暗すぎるよ! 最後で、主人公キョウジは報われたかもしれないが、観客は、少なくともオレは報われなかったぞ。まぁ、オレは罪悪感とかウダウダ考えるタイプの人間じゃないってのがデカイかな。この映画、どういう人がジャストフィットするんだろうか気になる。インテリとか? 

好きか嫌いかと聞かれれば好きな映画の部類に入るんだけど、まあ、もし深夜テレビでやってたらつけっぱなしにして、パソコンやりながら見るタイプの映画だな。BGV的な。というか原作の小説の方、読んでみたい。あと「地球で最後のふたり 」もっかい観たい。「わすれな歌」最高!

Posted at 01:00 午後    

日 - 2月 4, 2007

ナレスワン(King Naresuan)


MBKで「King Naresuan 」を観た。


シリキット王妃の72歳の誕生日を記念し製作された「ナレスワン」は、アユタヤ王朝時代の救国の英雄、ナレスワン大王を描いたタイ国産超大作映画。が、旅行での疲労と英語字幕無しタイ語オンリーという、まさに映画の文法のみが手がかりで見てたので、爆睡した…。はやく日本に配給してください。



しかし予告やポスターなどで見た髭の青年が出てこず(まぁ寝てる間に活躍してたかもしれんけど!)、小坊主他キッズ達を主体に描いていたので、もしかして違う映画を観たのかな???と思っていたら、映画の最後の方でダイジェストの様に髭の青年が出てきました。これ映画の文法的には成長して続編へ続くってことだろう?と自問自答していたら三部作だったのですね。オレが見たのは1月18日に公開された第1部で、第2部が14日に封切られる様です。


Posted at 01:03 午前    

金 - 12月 22, 2006

ダブルマックス


DVDでペットターイ・ウォンカムラオ監督主演脚本の「ダブルマックス」を観た。

ちゃんと作ってて楽しめました。

Posted at 06:14 午後    

月 - 7月 3, 2006

チアリーダー・クィーン


タイ映画「チアリーダー・クィーン」をDVDで観た。

ポジ・アーノン監督のタイ映画「チアリーダー・クイーン 」をDVDで観た。オカマスポーツモノと言えば「アタックナンバーハーフ 」が面白いですが、こっちは謎な完成度の為、観ながら(早く終わってくれ!)と呪詛を唱えていた。願いが通じたのか、125分経った頃エンディングに到着、長っ。エピローグが「アタックナンバーハーフ」風でした。

Posted at 12:59 午後    

金 - 4月 14, 2006

心霊写真


東芝でパークプム・ウォンプム監督・脚本、タイホラー映画「心霊写真 」をマスコミ試写会で観た。

タイ映画とホラー映画が好きな俺ど真ん中の作品。観客のビビらせ方がJホラー風で、白塗りのお化けがいきなりドーンって神出鬼没パターン。隣の席の人なんて、白塗りが出るたびに、ピョンピョン背筋が跳ねてたゾ!

男前主人公アナンダ・エヴァリンハムの彼女役のナッターウィーラヌット・トーンミーは顔がどことなく宇多田ヒカルにちょい似。お化け役の子はサム・リーに似てたな。目とか。すごい個性的な顔だったな。鼻筋とか。

今月はタイホラー月間にしたいのだが、と連れ合いにお願いしてみる。

トカゲ女
http://www.tokage-onna.com/
4/8(土)より〈レイトショー〉21:20〜終23:15

theEYE2
http://www.theeye-movie.com/
4/8(土)より〈レイトショー〉21:20〜終22:55

Posted at 10:12 午後    

金 - 3月 24, 2006

未消化


観たけど、まだエントリ作れてない作品群。等一陣。

ちょっとずつ書いてます

3/1
死亡寫眞
http://www.dex-et.jp/promotion/promotion011.htm
無極
http://wwws.warnerbros.co.jp/promisemovie/
頭文字D
http://avex.jp/initial-d/index.html
2/24グッドナイト&グッドラック
http://www.goodnight-movie.jp/
2/22ルート225
http://www.shirous.com/route225/
2/21サージェント・ペッパー ぼくの友だち
http://www.miraclevoice.co.jp/works1.html
2/20「ブロークバック・マウンテン」
http://www.wisepolicy.com/brokebackmountain/
2/18「サイレン」
http://www.siren-movie.com/
2/15「奥様は魔女」
http://www.sonypictures.jp/special/bewitched/
2/13「オープン・ウォーター」
http://www.openwater-movie.jp/
元旦「PEE CHA LUI」
http://www.varietypeechalui.com/

Posted at 11:37 午後    

木 - 3月 16, 2006

トム・ヤン・クン


映画美学校でタイ映画「トム・ヤン・クン」のマスコミ試写を観た。

三回目。感想は二回目の方に書いた。今回はペットターイ・ウォンカムラオを中心に観た。最高だわ。トニー・ジャーとのコンビが、まるでチャウ・シンチーとン・マンタ級に思える様になった。

Posted at 12:06 午前    

火 - 2月 28, 2006

トム・ヤン・クン 2回目


ギャガでタイ映画「トム・ヤン・クン」のマスコミ試写を観た。

前回はストーリーを追っかけて、そのつながりや編集にばっかり目が行って、純粋にアクションを堪能できなかったので、今回はストーリーはもう頭にあるので、アクションを楽しんだ。ペットターイ・ウォンカムラオの面白フェイスもな!

そしたら改めて最高峰に良いじゃないですか、この映画。そして何度見てもすばらしいのが中盤のトム・ヤン・クンに乗り込むシーン。ジョニー・グエンってブルース・リーって言うか陳国坤(チェン・グォクン)に似てたけど、そいつに辿り着くまで1カットで撮ってるあれ、映画史に残る最高にエレガントなシーンじゃね?

「トニー・ジャー in オーストラリア with 象」ってキャッチコピー、ズバリだし。強いて言うなら、強いて言わせてもらうなら、象の骨の質感はもっとテカってて欲しかったナ。象牙みたく。あの骨、脆そうにみえた。さて、これはDVD買って何度も見るタイプの映画だな。

あと、ちょっと気になったのが、空港でぶつかってファイティングポーズとってる人はジャッキー…じゃないよね? そっくりさん? あと、通行人カップルの女の子は「マッハ!!!!!!!!」に出てたプマワーリー・ヨートガモンで、ペットターイ・ウォンカムラオが電話してる時に、手前でメコン(違うかな?)を飲んでるのは誰?

Posted at 12:34 午後    

火 - 12月 20, 2005

風の前奏曲


銀座テアトルシネマでイッティスーントーン・ウィチャイラック監督の「風の前奏曲 」を観た


平日の昼間見に行ったからか、観客はお年寄りばかり。

これはタイの木琴ラナートでバトルする映画。めいちゃ面白かったです。タイの伝統音楽が好きなら絶対ハマる。木琴好きなら昇天確実。

Posted at 11:06 午後    

金 - 11月 18, 2005

7人のマッハ!!!!!!!



六本木ギャガで「7人のマッハ!!!!!!! 」(原題:BORN TO FIGHT)を観た。オレの琴線に触れまくった作品。普通に書くと褒めまくりそうなので、不満だった所を挙げてみる。それは7人それぞれの見せ場というか特徴というかキャラが薄かった。…って勝手に邦題が「7人のマッハ!!!!!!!」ってだけで別にパンナー・リットグライ監督は7人である事を意識して作ってないわな。いや、失敬。しかし普通に観客はこのタイトルに意味を持たせてしまうぞ。

Posted at 09:04 午後    

火 - 11月 8, 2005

ビューティフル・ボーイ


歌舞伎町のシネマスクエアとうきゅうでエカチャイ・ウアクロンタム初監督、アッサニー・スワン主演「ビューティフル・ボーイ 」を観た。


この劇場の椅子はなんて柔らかいんだ! ずっと渋谷の映画館しか行ってなかったので、こんな夢心地フロアがあったなんて知らなかったぞ。おかげで…

すまん。非常に疲れていたので始めの方少し寝た。テンポのいい音楽と歓声で、意識が戻るとムエタイの試合のシーンだった。「マッハ!!!!!!!!」ばりの綺麗なムエタイの型に、意識もスッキリ回復した! 表現が面白い。ちゃんと映像で語ってる! これぞ映画なんじゃね? と寝た分はDVDで取り返したい一品、

Posted at 08:47 午後    

金 - 11月 4, 2005

デッドライン


銀座シネパトスでタニット・チッタヌクン 監督、「デッドライン 」(最終日)を観た。


主演?のアムポーン・ラムプーンはサングラスをかけると陳小春に似てた。以上。

って、映画の感想はそれだけ? …しょうがないじゃん! 観てからかなり時間空いて書いてるんだから! でもタイ版「インファナルアフェア」って呼ばれるだけあって、男同士でビルの上に突っ立てるシーン等、もう男臭い。てか、男しか出てこない。なんでか、タイのかわいこちゃんが全くでない!

ストーリーっても、テロリストと警察の激突のみ。が、それでも舞台はバンコクなので、懐かしい景色がいっぱい観れて満足。MBK!

Posted at 02:37 午前    

金 - 10月 14, 2005

トム・ヤン・クン



トニー・ジャーの「トム・ヤン・クン 」を東京ファンタ(新宿ミラノ座)で観た。関係者席で入ったら指定席だったんだが、隣の隣の席のオッサンが臭くて映画どころではなかった。その間に座った女の子はもっとお気の毒。

映画の内容は書かないけど、なんつーかリュック・ベッソンのアクション映画を観ている様な感じ。映像凝ってるんだけど編集がな…。細かいつっこみを入れるときりがないが、もちろんアクションの方はすごかったので、すべてを補って最後は満足だった。

やっぱさ、ジャッキー映画もそうだったけど、すぐ本国飛び出すよな。ジャッキーでいう所の「WHO AM I ?」のロッテルダムとか「レッドブロンクス」のニューヨークって感じ。オレ的にはもっとタイの景色が観たかった。という理由で「マッハ!!!!!!!!」の勝ち。

Posted at 09:41 午後    

金 - 2月 11, 2005

ガルーダ



モントン・アラヤンクン監督の「ガルーダ」をDVDで観た。前半、タイ映画にしては映像にこってて(特殊部隊の演出がね)、途中「火山高」みたいなシーンがあったり。この監督は要チェックリストに入れておく事にした。特殊部隊の隊長が加勢大周風味であった。

後半、ヒロインの子がどんどんうざくなってきて、ガルーダのCGももひとつだったが、バンコクのMBKの前で大暴れするガルーダにニンマリさせられた。けど、怪獣映画ってほど破壊しないし、ビルがCGだし、もっとバンコクの街が観たかったナ。「マハーウット 」のモノレール破壊ばりの映像を期待してしまったが、ガルーダってタイ王室の紋章にもなってるし、あんまりやんちゃできないのか。

Posted at 10:14 午後    

火 - 1月 25, 2005

ONG BAK 壁紙



そういえば去年の暑中見舞いのネタに使用しようとしてた「マッハ!!!!!!!!」の壁紙ツクールページ (GoodiesのWallpapers)があって、結局忙しくて暑中見舞い作れなかったから、素直に壁紙にするか、って今頃思った。トニー・ジャーのポーズやロゴなどカスタマイズでき、テキストも入力できる。うあー、「マッハ!!!!!!!!」観てぇ…。「カンフーハッスル」観てぇ…。



Posted at 01:30 午前    

木 - 10月 14, 2004

609



「キラータトゥー」のユタート・シパパック監督の「609」をDVDで観たのは、確か先週の木曜日(14日)だっけか。タイ人は本当にピー(お化け)が好きだよな。この監督はキャラを立てようとがんばってる所が好感が持てる。「忘れな歌」の面白い顔のおっさんも似非霊媒師役で登場し、コミカルな動きで笑わせてくれる。引き続き、この監督は要チェックリストへ。

Posted at 04:40 午前    

水 - 9月 15, 2004

キラー・タトゥー



ユタート・シパパック監督の「キラー・タトゥー」をDVDで観た。近未来のタイが舞台と言う、俺の好きそうな映画。前半スタイリッシュなガンアクションコメディ。「マッハ!!!!!!!!」のジョージ役の人とか、おっさんの殺し屋ばかりが登場する映画。キャラも立てようとがんばってるし、映像もこだわってるのだが、どことなくちゃちい。が、要注目監督リストに入れておこう。

Posted at 12:33 午前    

日 - 8月 29, 2004

ONE TAKE ONLY



オキサイド・パン監督の「ONE TAKE ONLY」をDVDで観た。とても悲しくなるくらいちゃちい作りで、映像も演技もお粗末。やりたい事はわかるのだが、クオリティーに難あり。予算が少なすぎたのか。

「レイン」や「the EYE」は弟のダニーと共同監督しているのだが、単独監督作の「タイムリセット/運命からの逃走」「テッセラクト」と比較すると、兄弟共同監督モノの方が断然面白いのは何故だ?

Posted at 03:09 午前    

土 - 7月 31, 2004

Re:マッハ!!!!!!!! 完成披露試写会




ここクリック!

Posted at 12:12 午後    

日 - 7月 18, 2004

マッハ!!!!!!!! 完成披露試写会


渋谷公会堂「マッハ!!!!!!!! 」の完成披露試写会で生トニー・ジャーを観てきた。

その模様はビデオに収めてあるので近々アップするアルよ。生で人跳びや立ち回りを観れて、最高のプロモーションだった。今日はタイ料理が食べたくなるに決まっている。

Posted at 01:36 午前    

土 - 6月 19, 2004

テッセラクト


四次元立方体


今日はジャッキーの「メダリオン 」を蹴ってまでして、初日の「テッセラクト 」をシネセゾン渋谷で観た。重厚な映像に、タイ映画もがんばっているという印象を受けた。三池崇史「漂流街」程ではないが、原作を大きく再構成してのオキサイドワールドを展開。原作ではフィリピンが舞台だったのに、タイに代わっていた。アメリカ映画だったら普通の映画なのだが、タイ映画というだけで高く評価してしまうわけだ。

Posted at 01:12 午前    

金 - 6月 18, 2004

マッハ!!!!!!!!


ギャガ試写室で「マッハ!!!!!!!! 」を観た。

俺はまだ興奮している。久しぶりにアクション映画を見て興奮したのだ。試写室を出ても、しばらく肘と膝で繰り広げられるムエタイアクションに頭が支配されていた。自分が脳天に膝蹴りを食らった様な感覚。

ワイヤーを使わない純度の高いアクションに鳥肌が立った。かっこいい…。昔ジャッキー映画を観に、わくわくしながら梅田の東映へ通っていた小学生の頃を思い出した。まるでサーカスを観る様に、ジャッキーアクションを見ていたあの頃…。

今ジャッキーは年をとり、CGのタキシードなんか着たりしちゃって、それでもコミカルカンフー健在なのだが、どうしてもキレが無くなってきている様に思える。それ以前にカンフーアクションはもはやジャッキーによって、やりつくされた感が高い。最近ではジャッキー映画が単館ロードショーやレイトショーだっりする物もある。

おまけにドニー・イェンが武術指導をしてワイヤーを駆使すれば、釈由美子ですらミシェール・ヨーになれるご時世、もはやカンフーは家電に成り下がった。

そんな中タイのスタントマン出身トニー・ジャー様の登場ってわけよ。早回しは使わずに、逆にリプレイのスローモーションが入る。よく格闘ゲームで技が決まった後に、モーションの美しさを見せる為にスローでもう一度再生するが、あれが入るのだ。しつこい程に入るのだ!

ストーリーはともかく、その映画の構成自体香港映画から汲み取ったものだし、その流れと言うのはジャッキーらが築き上げた道なのだが、こうしてタイから出た新たなアクションスターがその道を飛び越えていこうとしている所が興味深い。

Posted at 04:13 午後    

木 - 6月 3, 2004

呪信999


999-9999


「呪信999」というタイトルにこのジャケット。最近のアジアンホラー映画風のパッケージにだまされた振りをして、DVDを借りた。タイ映画という事もあり、心のどこかで「the EYE」の様な良作のホラー映画を期待していた。

↑ジャケのリンク先を見れば解るが、実際はティーンズ映画だった! 午前十二時以降に999−9999に電話をかけると、願い事が叶えられる。しかし命を引き替えに...。ホラー映画的にはアメリカ映画の「エルム街の悪夢」系でティーンズが殺されると言うもの。といってもモンスター映画ではないのだが...。

舞台がプーケットの学園で、トレンディードラマの様な高級住宅に住んでる若者達が主人公のお話だ。プーケットと言っても背景に海が映ってる程度で、学生もみんなプーケットではありえない位おしゃれで美形だ! 美術やカメラがしっかりしているのか、映像が綺麗。が、CGはお粗末。「the EYE」の様に香港産CGでなく、タイ産CGという事なのだろか?

Posted at 02:24 午前    

金 - 3月 12, 2004

地球で最後のふたり


今日も今日とて浅野忠信主演のタイ映画「地球で最後のふたり」をマスコミ試写で観た。


監督は大好きな「わすれな歌 」のペンエーグ・ラッタナルアーン監督 、撮影は王家衛(ウォン・カーウァイ )映画でお馴染みのクリストファー・ドイルといういかにもオサレ映画な組み合わせだ。

ペンエーグ監督といえば「6ixtynin9が有名である。6号室のドアのプレートがひっくり返って9号室と間違えるというトリックを発明したからだ。ちょうど昨日観た「アタック・ナンバー・ハーフ2」でもそのパロディがあったし、思い起こせばスピルバーグの「マイノリティ・リポート」でも見かける事となった

インタビューによると監督は、今までの作品よりもベタな笑いを排除した作りにしているという。おかげでミニマルな映画に仕上がってはいるが、随所にくすりと笑える仕掛けがちりばめられており、それなりに楽しめる。

例えばケンジ(浅野忠信)の勤める図書館が69階にあったり、映画監督の三池崇史が自前のパンチパーマでやくざ役で登場したり、しかもその衣装が竹内力のブランド 「RIKI TAKEUCHI 」だったりと、オシャレな映像にVシネマキャラを相殺させた様な映画であった。タイ映画を観た後は決まってタイ料理が食べたくなる俺だが、この映画からはそんなタイの香りがしてこなかった。

Posted at 02:24 午前    

木 - 3月 11, 2004

アタック・ナンバー・ハーフ2 全員集合!




話は前作の続きだが、途中にジュン子を通して、子供時代から大学時代までの回想シーンが随所に挿入されて構成されている。純粋に青春映画として楽しめた。特に今日の様な春うららなハッピーな気分で観る映画はなんだって楽しい。それがタイ映画となればなおさらだ。

ひとつ気になったのは、上映前に流れた「マッハ!!!!!!!! 」というタイ映画の予告だ。マッハにびっくりマークが八個も付いている凄いタイトルだが、予告だけ観ると往年のカンフー映画を彷佛させ、俺的琴線に触れまくりだ! やはり今年もタイ映画は熱そうだな。

タイ映画といえばオキサイド&ダニー・パン兄弟監督 の「the EYE2」がタイでは今月上映だ。早く観たいぞ! 暇ならタイへ観に行っていた可能性大だ! 今度の主演は舒淇(スー・チー)とは、香港市場を通過して世界にも目を向けてるという事か。世界といえばアレックス・ガーランド 著「四次元立方体」の映画化はどうなったのだ? と思ったら、ああああ!「テッセラクト 」という言うタイトルで2004年陽春公開予定 だってよ! いつなんだよ、それ。早く観てぇ!

Posted at 02:24 午前    

月 - 3月 1, 2004

アタックナンバーハーフ


予習の為「アタックナンバーハーフ」をDVDで観た。


思い起こせば2000年、日本で上映されるずっと前に、この映画が香港で大ヒットしたというニュースを飲茶倶楽部で知った。当時日本はまだインド映画ブームで、タイ映画の知名度はかなり低かった頃だ。俺の中でもタイと言えば、タイポップだった。タイの映画は知らないけれど、香港で人気ならば観てみるかと、香港へVCDを買いに行ったのは言うまでもない。

さて香港で大ヒットした要因は、その内容もさることながら声優陣が豪華だったからだ。また役名も香港風にアレンジされていて面白い。

吹き替え監修・陳可辛(ピーター・チャン)。映画監督のピーター・チャンが監修。実は12歳でタイに移住している。後に香港=タイ合作「The eye 」をプロデュースしたのも納得できる。
ジュン(祖兒)…葛民輝(エリック・コット)。祖兒は容祖兒(ジョイ・ヨン)の祖兒か?
チャイ(伊健)…鄭伊健(イーキン・チェン)。伊健ってそのまんまだ。
ウィット(華仔)…馮徳倫(スティーブン・フォン)。華仔とは劉徳華(アンディ・ラウ) の愛称。
ノン(柏芝)…黄偉文(ウォン・ワイマン)。柏芝といえば張柏芝(セシリア・チョン)だろう。
モン(貞子)…谷徳昭(ヴィンセント・コク)。貞子って「リング」の貞子。
ピア(羅蘭)…呉君如(サンドラ・ン)。60年代のグラマー女優・羅蘭からか?
龍哥 …李力持(リー・リクチー)。あの「少林サッカー」の共同監督李力持も参加。この翌年「少林足球」を作る事となる。
ジュンのお父さん…張達明 (チョン・ダッミン)。

改めて観てわかった事は、このオカマのバレーボールチーム(サトリーレック)は実在するチームをモデルにしてるのだが、そのチームが揃うまでの、ジュンが一人ずつチームメイトをスカウトする辺りが後の「少林サッカー」に通じるモノがある。スポ根と言いつつ、サトリーレックは初めから結構強い。そしてこのサトリーレックはタイ北部のランパーン県の代表チームである!

ああ何という事だ。俺の中で多くの点と点が、線となって繋がっていった。この映画によって香港映画好きが、タイ映画にまで飛び火した。そして何よりもこのランパーン県とは、俺のカード詐欺事件 の現場ではないか! あんなに何もない寂れた地方都市で、誰が12900バーツも使ったんだよ!


Posted at 02:24 午前    


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