土 - 5月 26, 2007

プロジェクトBB


シネマート六本木で「プロジェクトBB 」を観た。

(C) 2006 JCE Movies Limited. All Rights Reserved.

最後のNG集でジャッキーの乳首にハチミツを塗って、赤ちゃんに吸わせていた。字幕ではハチミツと書かれていたので、そうだという事にしてだ。赤ちゃんにハチミツを食べさせてはいけないって話は有名だろ? 赤ちゃんはハチミツに含まれるボツリヌス菌の免疫がないからだ。 ってな突っ込みが満載の映画だが、普通に楽しめました。

Posted at 07:39 午後    

金 - 2月 16, 2007

墨攻


渋ピカで「墨攻 」を観た。


原作がマンガだってことは、風の噂で薄々感じていたのだが、あえて読まずに劇場へ駆け込んだ。10万の敵にたった1人で挑む策略シーンは面白かったが、王さんは義を重んじないバカ殿で、ストーリーがあさっての方向へ行きだした辺りから面白くなくなった。

こういう戦(IKUSA)映画において、女優は得するよな。范冰冰はまさに紅一点で目立つ事然りだもの。(中略)なんだろうな、反戦映画の一言で片付けとこうかな。

Posted at 01:15 午前    

土 - 2月 3, 2007

カース・オブ・ザ・ゴールデン・フラワー(満城尽帯黄金甲 )


バンコクのMBKで「CURSE OF THE GOLDEN FLOWER 」を観た。


タイ語吹き替え、英語字幕で見た。ポスターだけ見て入場したので、ジョン・ウーの三国志映画「赤壁之戦」とばっかり思って観たら、違った。135バーツ、安っ。

内容の前に、衣装が凄くて、オレ好みの金ぴかぴん。今ではもう影響受けまくり。なんかもう、何でも金色がええわ、腕時計も携帯電話も眼鏡もスニーカーも金色のが欲しい。金素敵すぎる。お下劣ゴールドですよ、セレブというよりバブルな。

内容もクレイジーで、こんな映画誰が撮ったのか興味津々で、最後のスタッフロールで「張芸謀」(チャン・イーモウ)って出てびっくりした。えっ? はい、「HERO」「LOVERS」の人です。「紅いコーリャン」だった人がだんだんトチ狂ってしまって、オレ的にはもう最高だこの人! 

Posted at 12:48 午前    

木 - 1月 18, 2007

かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート


GAGA「かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート 」の完成披露試写会に行った。

(C)2006 Mandarin Films Ltd.All Rights Reserved.

熱血アクションは買いますよ。もうワイヤーアクションとCGの融合で、格闘ゲームっぽいエフェクトが出る技を出して、やられた方も壁に「びしっ」ってめりこむんだから。男子はわくわくするでしょ?

でもな、中国っぽい架空の世界のお話なんだけど、髪型とか衣装とかダサかったーw 写真↑。みんなちょい髪長めで前髪たらして若者風だけど、ドニー兄だけおっさんやからな(写真中央)。似合わねーw 原作がマンガだからそういうキャラなのかもしれないけど。まあオレなんか、一周してドニー兄カッコエエって思うんだけどな。

ジャッキーの場合、髪の毛が長いのはアクションが大きく見せるためだって言ってたけど、この映画の場合はスタントマンがカツラかぶってもばれにくいからじゃないの?

あと、キャラも良い者と悪者しか出てこなくて、完全勧善懲悪映画。悪者もマスクしてて、特撮ヒーローものとなんら変わらない内容だった。カメラは良かったわ。えらい凝ってた。

ださい演出とかドニー映画だと思えば観れる。でも目新しさはないな。あと「かちこみ!」ってなんやねん?

Posted at 12:19 午前    

木 - 10月 26, 2006

ドッグ・バイト・ドッグ


tiffで「ドッグ・バイト・ドッグ 」(原題:狗咬狗)を観た。


激オモロ! カンボジアのゴミの山で育った殺し屋と、香港の狂犬刑事との死闘を描いたヴァイオレンス映画。この監督要注目! こんなおもろい香港映画はまだゴロゴロしてるはずだ。なのになんで日本は韓国映画ばっか配給してんねん!

当日はエディソン・チャン(陳冠希)とソイ・チョン(鄭保瑞)監督も来てた。その模様はこんな感じ。
http://www.cinemacafe.net/news/cgi/report/2006/10/935/

エディソン・チャンはTWINSとこんなこともやってたんだなw
http://www.youtube.com/watch?v=4BhW_4wl8mg

Posted at 12:27 午前    

火 - 10月 24, 2006

四大天王


TIFFで「四大天王 」を観た。


トークショーで生の呉彦祖(ダニエル・ウー)と連凱(アンドリュー・リン)を観たけど、コレといって嬉しくなかった。この映画は香港音楽界についてのお話なのだけど、香港迷の人しか見ないだろうな…

音楽に関する映画を撮るために、実際に役者四人がAliveというグループを結成し、CDもだし、ライブもし、CMにも出て、1年半活躍した。その模様をドキュメンタリータッチで映画にしたという壮大なプロジェクト。

実際にこのAliveが映画の為だけに結成されたグループだと知っていたのは、この映画のスタッフ10名だけだったとか!

面白みとしては、どこまでがフィクションでノンフィクションなのかの識別だが、たぶんライブ映像やCM以外はぜんぶ脚本があるんじゃないかな。こんなダミーのグループでメンバー同士のケンカなんてありえないしな。

これ今年のGWに香港に行ったときちょうど上映されてたんだけど、劇場で英語字幕で観ても意味分からなかっただろうな・・・

Posted at 12:21 午前    

土 - 10月 21, 2006

ドラゴン・スクワッド


シネマート六本木で「ドラゴン・スクワッド 」(原題:猛龍)を観た。


結論から言うとめちゃおもろかった。久々の香港映画って事もあるんだけど、オレ香港映画にはかなり評価甘いが、それでも激おもろ。

構図は国際警察(香港・台湾・中国)若手チーム対テロリスト(元軍人多国籍)おっさんチームの戦いなんだけど、各チームにスナイパーがいたり、FPS(一人称シューティングゲーム)のチーム戦みたいなノリ。

特筆すべきは国際警察チームの頼れるボスがサモ・ハンキンポーなんだけど、彼は後五日で警察を退職するという設定の老警官。彼の結末はどうなるかわかるな?

対するテロリストのリーダー格は「火山高」の怖い先生ホ・ジュノだったり、「ラッシュアワ−2」のマギーQが元ベトナム軍だったり、もう文句無し。

思わぬ所で、故レスリー・チャンに会えるなど、香港映画に敬意を示し、製作総指揮のスティーブンセガール、よくやった!

これ級の香港映画はまだゴロゴロあるはずだ。なのに劇場の予告は韓国映画ばかり。韓流ってやつだ。もっと香港映画を配給してくれ!

PS
ちゃんと整理するわ
サモハンの娘役、イザベラ・リョンは「TheEYE3」のヒロイン

国際警察チーム
元特殊部隊のローレンス・チョウは「TheEYE」の医者役
元暴走族取り締まりショーン・ユーは「インファナルアフェア」
元SWATのヴァネス・ウーはF4(台湾のアイドル)
元潜入捜査官のホァン・シェンイーは「カンフー・ハッスル」のヒロイン

VS

多国籍テロリストチーム
元コロンビア軍大尉のマイケル・ビーンは「ターミネーター」と戦った青年、「エイリアン2」とか。
元韓国軍特殊部隊大佐のホ・ジュノは「火山高」の先生
元ベトナム軍スナイパー、マギーQは「ラッシュアワー2」

Posted at 12:14 午前    

日 - 5月 7, 2006

theEYE3 見鬼10


シネアミューズのレイトショーで「the EYE3」を観た。


めちゃポップなオープニングで前作ファンを笑わせにかかった彭氏兄弟は、「theEYE」シリーズの締めくくりとしてかなりのセンスの良さを見せつけてくれた。もうね、ホラー映画ファンからは賛否両論だと思うけど、オレは大絶賛。言うならばティーンズコメディをホラーで味付けした感じ。この手の軽いホラーってよくタイ映画で観たな。

それにしてもイザベラ・リョン(梁洛施)が素敵すぎる。マジ良い素材を持ってくるな。そして、さっきまでせっかく香港に行ってたのに、なんで「伊莎貝拉 」買うの忘れたんだろうって後悔しまくり。主演女子がカワイコちゃんというのはオレ的重要な要素。

で、今回その香港にて「theEYE」三部作をDVDで買ってきた。コレもう宝物です。その前のタイ旅行でもVCD版の買ってたんだけどな。まぁ、この文章を読んで分かると思うが、この映画が面白いかどうかが問題ではなく、この映画が好きかどうかがオレにとって重要な事なのです。もうスキスキすぎるわけよ、「theEYE」シリーズ。彭氏兄弟も主演女子陣も音楽もストーリーもオレど真ん中。まじ鬼見てぇ。

Posted at 10:54 午後    

日 - 4月 16, 2006

theEYE2 見鬼2


シネアミューズのレイトショーでスー・チー主演「theEYE2 」を観た。


(C)2004 Applause Pictures and MediaCorp Raintree Pictures.All Rights Reserved.

ストーリーがいまひとつ、前作ほど面白くなかったな。とことん暗いし。スー・チー(舒淇)よりもっと顔の知られてない役者を使った方がよかったのかな。香港映画臭いのよ、スー・チーが出てるだけで。今まで大量にスー・チーの出た香港電影観てるから、「theEYE2」で迫真の演技してても、つい他の映画の事思い出してしまうわけ。鮮度がな…。

お化けの人も、前作ほどリアルでないし。リアルっていえばリアルか、人間が白塗りしてる臭いって事。

ただ、病院のエレベーター内の幽霊のエレガントさにはシャッポを脱いだけど。それにしても妊婦は絶対に見てはいけないぞ。って妊婦はこんな映画見たくないか。今回は幽霊よりも、人間ドラマだったな。はいはい、 「theEYE3」に期待! ってVCD持ってるけど。「見鬼10」ね。

Posted at 11:46 午後    

日 - 3月 19, 2006

ツイン・ショット


DVDでダニー・パン監督の香港映画「ツイン・ショット」(2004)を観た。



ダニー・パン監督、製作はパン兄弟の「ツイン・ショット」(阿孖有難)を観た。先日は「アブノーマル・ビューティ」を観たりで、パン兄弟づいてる今日この頃。見てて思わず「あ!」と大声を漏らしたのは、イーキン・チェン(鄭伊健)が事故るシーン。これってそのまま「アブノーマル・ビューティ」で使われてたやん! なるほど「アブノーマル・ビューティ」にイーキンがカメオ出演ってこれでか!と納得。

それよりイーキンって双子役なんだけど、双子入れ替わり映画なんだけど、一時期より顔痩せてたな。オレの知ってるイーキンはおデブだったから。その恋人役の林海峰(ジャン・ラム)がゲイの役なんだけど、はまり役だったな。軟硬天師のジャケを思い出した。TWINSの蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)はどうですか? どうでもいいけど、オレは鍾欣桐(ジリアン・チュン)派です!

Posted at 10:23 午後    

日 - 3月 12, 2006

ベルベット・レイン


DVDで黄精甫監督「ベルベット・レイン」(原題:江湖)を観た。


なかなか構造が面白い映画。映像も綺麗で、この新人の監督にも要注目。

先日観た「頭文字D」に出てた若手余文樂(ショーン・ユー)と陳冠希(エディソン・チャン)とベテラン劉徳華(アンディ・ラウ)と張學友(ジャッキー・チュン)の四人で新旧四天王って何じゃそりゃ!

で、この若手二人は「インファナル・アフェア」でそれぞれ、梁朝偉(トニー・レオン)と劉徳華の若き日々を演じ出た訳だ。で、この映画では…と。なんとも複雑だ。

久しぶりに呉倩蓮(ン・シンリン)と劉徳華の組み合わせを観た。「天若有情」とかの頃の話だよな、古っ。そして老けたなぁ…。疲れきった顔がぴったりだわ。

そして曾志偉(エリック・ツァン)がプロデューサーも兼ねて出演してるけど、まぁメンツ的に「インファナルアフェア」作りました!みたいな感じで…。

Posted at 06:02 午後    

木 - 11月 24, 2005

少林キョンシー


シネセゾン渋谷でレイトショーの「少林キョンシー 」を観た。


かなり面白かったぁー! キョンシー映画(「霊幻道士シリーズ」)は中学生の時にリアルタイムで(映画館で)観ているだけに、オーソドックスなキョンシー映画がこの2005年に観れた事は光栄に思う。

ちなみにオレの中学時代は劇場未公開の「鬼打鬼」シリーズもビデオでチェックしている程キョンシージャンキーだった。自作でお札も作った! ダビングした「霊幻道士」を何回も観ては広東語を真似して、ラム・チェンインに憧れた。台湾の「来来キョンシーズ」は邪道だと思いつつ、テンテンちゃんのファンだったナ。

でだ、この「少林キョンシー」はワイヤー動作にCGが加わり、パワーアップしたアクションが見物だし、特殊メイクも「東京ゾンビ」以上だし言う事ナシ。「少林寺三十六房」のリュー・チャーフィ(って懐かしーって思ったけど、つい最近「キルビル」シリーズで見たか)はもうオッサンフェイスだな。はげ頭もいぶし銀。ヒロインのシャノン・ヨーも誰?って感じだったけど、紅一点って得だよな。にしてもかっこいいシーンてんこ盛りだったわ。特に小坊主達が戦うシーン、お、面白すぎる!

Posted at 11:53 午後    

火 - 3月 22, 2005

ロイヤルトランプ


周星馳の「ロイヤルトランプ」をDVDで観た。


今原作「鹿鼎記」を読んでいるので見比べる事にしたが、やめた。あらすじや登場人物は同じだけど、全然違う話なんだもの。まぁ、アクションシーンは面白うございました。

Posted at 10:55 午後    

月 - 3月 7, 2005

風雲!格闘王



連れ合いが借りて来たDVD「風雲!格闘王」(安娜與武林)を観た。普通にジョニー・トーが撮りそうなラブコメディ。イーキン・チェンをアンディ・ラウ、ミリアム・ヨンをサミー・チェンとして見れば納得の出来だ(←この例えは俺しか解らんかな)。しかし、このミリアム・ヨンってコは、俺的にあまりぐっと来ない顔立ちだな。ま、これくらい笑えないライトなコメディはアリですよ。

Posted at 09:49 午前    

日 - 3月 6, 2005

少林サッカー外伝



連れ合いが借りて来たDVD「少林サッカー外伝」を観た。鉄頭功(黄一飛)をフューチャーしたストーリーだが、他のキャラは後ろ姿だけとか、別の人が演じている。B級映画って言葉があるが、これはC級以下だろう。つまり「少林サッカー」しか香港映画を知らない人は絶対に観てはいけない作品。

黄一飛が女装して、息子の家に家政婦として侵入し、トラブルを解消するというストーリー。サッカーシーンも出てくるがCGは一切使わず、とてつもなくちゃちい映像を見せてくれる。だが、これを観て騙されたと思ってはいけない。これが本来の香港映画なのだから。逆に言えば、「少林サッカー」しか香港映画を観てない人は、こういう世界がある事を知るべきだな。

あと、凄いのがこの「少林サッカー外伝」って日本の配給会社がかってにつけて、原題はぜんぜん違う物だと思うだろ? でもこの映画の原題は「少林功夫足球」。「少林サッカー」の原題が「少林足球」で、「カンフーハッスル」の原題が「功夫」という事を考えると、やっぱ詐欺だな。

Posted at 09:35 午前    

土 - 1月 15, 2005

メダリオン



ジャッキーのDVD「メダリオン」を昼寝後の連れ合いと観た。ジャッキーファン的にもつまらない内容に、正直がっくし肩を落とした。死んだ人間がメダリオンで生き返る設定のジャッキー映画。ジャッキーじゃ無くても良いじゃん…。ワイヤーアクションを巧みに使ったジャッキー映画。ジャッキーじゃ無くても良いじゃん…。元旦に千円で観た「カンフーハッスル」の方が全然面白いじゃない。

さて! ここからが本題。おれがお好み焼きを焼いている時の話。ホッペさんが、最近チュッチュチュッチュ指をしゃぶる様になったのだが、なんと指をしゃぶったまま自力で眠ったのだ! いつもならいくら眠くても、泣きぐずり、大騒ぎし、寝かせてもらうのを待っていた。 大いなる進歩。連れ合い曰く、昨日も自力で寝たらしく、一歩一歩お姉さんになりつつあるホッペさんであった。

Posted at 08:32 午後    

土 - 1月 1, 2005

カンフーハッスル<功夫>



今日は昼ホッペちゃんを連れて代々木公園を散歩し(実は一ヶ月頃から散歩している)、家で持ち帰りスタバをランチとし、夕方、ヱビスビールで我が一族の繁栄を祈り、スマトラ沖地震の被害者へ黙祷を捧げて、渋谷ジョイシネマへ「カンフーハッスル」を観に行った。

連れ合いがまだ観てないので、ネタばれは書かないが、とてもおれ好みの星爺映画だった。DVD買って何十回も観るタイプの映画だ。CMではCGが目立っていたけど、実際アクション指導に袁和平(ユエン・ウーピン)と洪金賓(サモハン・キンポー)の名前が有る事から、マジ武術映画だ。なんで呉孟達(ン・マンタ)が出てない…

それと星爺映画で気になったのが、上海が舞台なのに、役者が広東話で話す人と普通話の人が混ざっていた。「少林足球」の時もヴィッキーは普通話。星爺はヴィッキーと話す時だけ普通話だった。今まで観た香港映画って、どっちかに吹き替えてたから。でもその状況考えただけでもおかしいので、そこも笑う所なのか。

三日はスカパーで星爺映画三連ちゃんなので、家から出ないで観るかな。既にVCD持ってそうなやつだが。

Posted at 06:15 午後    

木 - 11月 18, 2004

アゲイン/男たちの挽歌3



朝起きたらスカパー仮登録できていて、二週間全チャンネル視聴できるようになっていた。さっそく挽歌3を復習した。

邦題が時任三郎のリゲインから捩られた意味不明なものだが、張國榮も狄龍も出てないのに挽歌を名乗るこの映画は、ずばり挽歌のマークの若かりし日のお話。一応ベトナム戦争時代のベトナム・香港が舞台。

でだ、何をもって挽歌シリーズなのかそのアイデンティティを考えてみたが、男同士の友情、2丁拳銃そしてあのテーマ曲に尽きるな。もし挽歌4を入れないなら周潤發も挙げる事ができる。

今作の監督は徐克だったので、呉宇森が描けない女性もちゃんと描けている。そう故梅艶芳姉さんだ。少林サッカーの趙薇演じるムイが整形してすごいメイクになるのは、ムイという名前からして梅艶芳メイクというギャグだろう。

時任三郎は、吹き替えなのだが、それにしても口が動かなさすぎ。下唇がぴくぴく動くだけで非常に違和感がぁ!

Posted at 11:28 午後    

日 - 11月 14, 2004

摂氏零度



なぜか今頃リリースされた「ブエノスアイレス」のメイキングDVDを観た。
見所1 ウォン・カーワイが撮りちらかした別ストーリーが垣間みれる。
見所2 故レスリー・チャンの秘蔵映像が見れる。

俺的には「『アカデミー賞受賞』や『ハリウッド進出』などを、映画の評価基準とするべきではない」と訴えるクリストファー・ドイルの映像はやっぱ良いわと再確認できた。「どう良いから好きなのか」に関しては、俺のネタ帳の方にメモるので、ここは観たという記録にとどめる。

Posted at 10:54 午後    

金 - 10月 22, 2004

2046



連れ合いの会社の大所帯に紛れて入れてもらい、王家衛先生の「2046」をプレミア試写で観た。会場は六本木のいい感じの所。どこ(連れてかれたのでわからない)? 芸能人や報道陣も多く、劇場に入ると別会場で行われている木村拓哉のインタビューが中継されていた。これって東京国際映画祭の一環だったんだ。

映画は香港映画ファンしか楽しめないような、好色トニー様映画。女優陣の中では、チャン・ツィイーがピカいち。平手打ちされたい。映像では、オープニングのタイポグラフィーが王家衛節でいかしてた。さっそく真似したい。

席は関係者席だったのだが、なんと隣は優ちゃんだった…。正直映画よりも中学時代の事を思い出していた。友達数人と箕面(みのお)の山にパチンコを持って、猿を撃ちに行った時の事を。猿にパチンコなんて当たる筈も無く、滝の麓で休憩している時、友達の一人が「今この子が好きなんだ」と財布から取り出した一枚のブロマイドは、満面の笑顔の早見優だった。あの頃はみんな若かった。

Posted at 12:07 午前    

木 - 10月 21, 2004

マッスルモンク




新宿テアトルタイムズスクエアでレイトショー「マッスルモンク (大隻佬)」を観た! まったく期待してなかったが、かなり面白かった。最後のカルマは日本人にはちょっと重かったが、因果応報でシナリオを作るなら、前世はコレ級のカルマを背負ってないとインパクトに欠けるだろう。「蜀山傳」ぶりに見たセシリアもおっきくなって、顔が大人びてきた。

Posted at 12:30 午前    

土 - 9月 18, 2004

LOVERS



久しぶりの週末。「アサシン」を朝六時まで読んでいたので、起きたのはお昼過ぎ、そして二度寝し、再び起きたのは午後四時半。普通に時差ぼけ。

リラックスして眠れる様に、ニールズヤードのアロマランプとアロマオイルのサンダルウッドとラベンダーを買った。今まで使ってたランプはフクロウの形をしいて、使い勝手が良くなかったので…。

出かけるのが遅くて「ヴィレッジ 」の時間に合わなかった為、「LOVERS 」(十面埋伏 )へ。前半面白かったのに。映像も、衣装もすばらしかった。ラストが気に入らない。アジアンビューティ・章子怡はもっとハッピーな役をしな。

朝 ベーグル、「らぽっぽ」の皮つきスティックポテト(5PM)
晩 レバニラ、豆腐と野菜と豚のあんかけ、白米(@麗郷)

華仔の「マッスルモンク 」観てぇ。

Posted at 05:59 午後    

土 - 6月 19, 2004

西遊記 七 決戦火焔山


齊天大聖孫悟空


三蔵は毎回妖怪に捕まるのに、食べられそうになると悟空に助けられる。俺が妖怪なら、三蔵はすぐにその場で殺して食べてしまうのに。と思っていたら、つれあいは、これはいわゆる「海鮮」と同じ考えなのではと言ったので、なるほどなと思った。

日本で海鮮といえば、新鮮な魚介類を用いた料理をさすが、中国では生きた魚介類をさばいた料理を指す。前者は新鮮なら冷凍でも海鮮だろうが、後者は死んでいた魚介類は決して海鮮でなく、水槽に泳ぐ魚をを指差して調理してこそ海鮮なのだ。おまけに中国では刺身で食べる習慣はない(最近では寿司屋こそ増えたが)。

妖怪も、三蔵を捕まえてから生では食べようとせず、お湯が沸くまで生かしておく。まさしく海鮮な食し方なのだ。食べると不老長寿になるのだから、調理法は気にせずにいきなりかぶりつけば良いのに。妖怪といえども、変に上品ぶっちゃって。

Posted at 01:44 午前    

日 - 6月 13, 2004

西遊記 六 紅孩児見参


齊天大聖孫悟空


西遊記 六 紅孩児見参 」を観た。牛魔王の息子・紅孩孤役は台湾の歌手徐懷鈺 (ユキ・シュー)だった、少女標本の。牛魔王の奥さん・鐵扇の吹き替えは、なぜか関西弁。TWINS で思い出したけど結局「千機変 」(ツインズ・エフェクト)見逃していた。残念。

Posted at 11:44 午後    

土 - 6月 5, 2004

西遊記 伍 妖魔の巣


齊天大聖孫悟空


西遊記 伍 妖魔の巣 」を観た。待望の飯島愛 が蜘蛛の精役で登場。ちゃんと演技してる飯島愛を見て違和感が。なぜ飯島愛が香港のテレビドラマに? 

さっそくYahoo! Hong Kong (雅虎香港)で検索してみると、普通に「日本AV女優飯島愛」って見出しで登場。中には「AV之神」と称されている所も。で、「プラトニック・セックス」(柏拉圖式性愛)もヒットしたみたいで、どうやらアジア圏ではエロい目で飯島愛を見ていたわけだ。


Posted at 02:08 午前    

木 - 6月 3, 2004

トランサー 霊幻警察


2002異霊霊異



 ニコラス・ツェ(謝霆峰)主演の「トランサー」をDVDで観た。看護婦役のモデルダニエル・グラハム がとても美人さんでした。すごく得した気分になりました。こんな美男美女が香港のバスに乗ってるの見たことないですが、香港の警察には霊界を取り締まる部署まであるんですね!

 こういうスター性で引っ張っていく映画ってかなり香港映画っぽいが、お話の方もそれなりに面白いので良い。現代版「霊幻道士」って感じで、霊界にいる幽霊に武器を渡す時に火で燃やすのは良いアイデアでニヤリとした。

 CGも「ブルー・エンカウンター」と同じmenfondだが、こっちはパーティクル(体から出る気や、火鬼の炎、水鬼の水など粒子)系のエフェクトで良い感じに使ってた。

 で、タイトルの「2002」ってのは廣東語で「yi ling ling yi」。「異霊霊異」と同音なわけだ。洒落てるだろ。

Posted at 02:31 午前    

裏町の聖者


流氓醫生


今朝は早起きしたにも関わらず、陣内智則の単独ライブチケットが取れなかった。悔しさを噛みしめてそのまま出社。帰りにKUA `AINAのチーズバーガーをお土産に帰り、梁朝偉(トニー・レオン)主演の「裏町の聖者」をDVDで観た。

「Dr.くまひげ」を原作にしたUFO作品らしい秀作ヒューマンドラマだった。が、肉体的疲労の為か急に睡魔に襲われ深い眠りに。最近はなぜか横になるとすぐに眠気が襲ってくる。横にいる連れあい(妊婦)とシンクロしているのではないかと錯覚してしまう程だ。

気が付けが一周してメニュー画面に戻っていたので、寝る前に観たシーンまで戻して観る。が、肉体的疲労か、再び睡魔に襲われ眠る。決して映画がつまらない訳ではない。起きると軽い頭痛を伴っていたが、観たシーンまで戻して最後まで観た。それにしても梁朝偉、男前やった。

Posted at 02:24 午前    

ブルー・エンカウンター


藍血人


衛斯理シリーズ「衛斯理藍血人」をDVDで見た。衛斯理シリーズとは、香港作家協会会長倪匡の書いてる衛斯理が主人公の小説だ。映画化された衛斯理は、他には「チョウ・ユンファ セブンス・カース」(原題:原振侠與衛斯理) 、ニッキー・ウーの「冒険王」等ね。
で、肝心の内容は俺の魂が萎える程つまんねーヨ! 昔観たアンディ・ラウ(以下劉徳華)の「アルマゲドン」を彷彿させる位だ。アンドリュー・ラウ監督と劉徳華のタッグでは、他に面白い作品があるのだから、わざわざこれをお薦めする事はないな...。
CGが凄いってか?「拳神」と同じ会社だから、menfondだろ。確かにあそこは日本のコマーシャルを手がけてたりいい仕事してるが、それは香港映画にしては凄いってレベルだ。ライティングやモーションあれでいいのか? 違和感ないCGこそいいCGって言える。
ロザムンド・クァン(以下關之琳)って久しぶりに見たが、古装片の方が似合うよね。髪の毛長い方がいいよ。宇宙人の役なんてしなくていいよ。
ロイ・チョン(以下張耀揚)って久しぶりに見たが、やっぱいいよ。かっちょいいよ。スー・チー(以下舒淇)? やっぱいいよ! 目の離れ具合が。でもさ、みんな仕事選びなよ。

Posted at 02:24 午前    

ノイズ


恐怖熱線:大頭怪嬰


「ノイズ」というタイトルにこのジャケット。最近のアジアンホラー映画風のパッケージにだまされた振りをして、DVDを借りた。出演にン・ジャンユ、サム・リーとなっていたので、絶対にホラーに倒さずに、コメディータッチで破綻した人情劇で終わるのではないかと睨んでいた。

が、予想は外れた。わりとマジに作ってはいる。元は 新城娯楽台 という私が仕事中よく聞いているラジオ局が舞台のようだ。恐怖熱線(ホラーホットライン)というコーナーの制作者達にアメリカのテレビ番組が取材に来るとうお話。リスナーに電話で怪談を話してもらうのだが、その一つに巻き込まれ行くという、言うなれば香港版「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」であろうか。ま、なんじゃこりゃ的な作品。

Posted at 02:24 午前    

バレットモンク


BULLET PROOF


亜州影帝周潤發(チョウ・ユンファ)主演の「バレットモンク」をマスコミ試写で観た。モンクの強さがプーケットタウンで観たタイ映画「マハーウット」に似てた。その差は前者は密教パワーで後者は仏教パワーって事くらいだ。両者とも原作がコミックだという点も似てる!
周潤發の映画を色々見てる人ならわかってると思うが、周潤發ってアクション俳優でなくてガンアクション俳優やん? 確かに「グリーンディスティニー」では飛び回ってたけど、あれは周りにできる人で囲まれてたから...。今回坊主という事もあり、二挺拳銃シーン少なく、カンフーアクション多めだったのだが、誰もそこには期待してないと思うぞ。西洋人って、香港人は誰でもカンフーできると思ってるからな。
ミスター・コジマ役のマコってマコ・イワマツでしょ? 「コナン・ザ・グレート」の。三池崇監督の「中国の鳥人」の通訳役でいい味出してた。映画でマコを見つけると幸せな気分になれるのは俺だけか?
で、そのミスター・コジマが経営している「ゴールデン・パレス」って映画館で、泥棒のカーは香港映画を見ながらカンフーを勉強する。後に周潤發も彼に指導するシーンがあるが、俺がもっともニンマリしたのはここだ! 古き良きカンフー映画を踏襲してる。最近のアクション映画はみんな始めっから強いからな。
そのカーだが、広東語で「家族」の意味らしい。するってえと「家人」の「家」(ga1)って事だな。
あとあの三つの予言ってあまり要らない気がするな。ちょっとマンガチックというか...。でもまあ、色々書いたが基本的に好きな作品ではある。が、普通の面白映画って感じだな。次回のジョン・ウー監督の周潤發作品に期待ってことで!

Posted at 02:24 午前    

シャンハイ・ナイト


SHANGHAI KNIGHTS


ジャッキー主演の「シャンハイ・ナイト」を銀座で観た。もう最近観たジャッキー映画の中で断トツに面白かった。ジャッキー来年春で50歳だが、コミカルカンフー健在。マッハの貴公子ドニー・イェンとのバトルもあり見応え十分。まさにジャッキーアクション集大成的作品。ラストのNG集もお見逃し無く。

Posted at 02:24 午前    

トニー・レオンのミッドナイト・エクスプレス


黒獄断腸歌之砌生猪肉

梁朝偉(トニー・レオン)主演の「トニー・レオンのミッドナイト・エクスプレス」をDVDで観た。何故か今日は梁朝偉二本立てだ。さっきの「裏町の聖者」見終わってから三十分休憩を挟んでの上映となった。

梁朝偉が無実の罪で牢屋にぶち込まれるプリズン映画だった。香港映画で刑務所モノと言えば周潤發(チョウ・ユンファ)の「プリズン・オン・ファイアー」が有名だが、まぁほぼそんな感じ。囚人のボス達も今までによく目にした香港映画悪役のオンパレードで素晴らしい顔ぶれ。囚人ボスや悪徳看守のいびりに陰嚢が縮み上がるも、それに正義感の固まり梁朝偉が立ち向かうという映画。

一つ勉強になったのが、頭髪茶と呼ばれる髪の毛を入れた紅茶を飲まされる拷問があるのだが、どうやら髪の毛が胃に刺さって相当痛いらしい。そういう時は枕の中の綿を飲んでもどすと良い。一緒に髪の毛も出してくれるからだ。いつか拷問された時のために覚えておこう。

で、この邦題の意味がよく解らないのだが、「恋する惑星」で梁朝偉扮する警官633番は、王菲(フェイ・ウォン)が働いていたサンドイッチ屋さんに度々通っていた。このサンドイッチ屋さんは、香港の蘭桂坊(ランカイフォン)にあるミッドナイト・エクスプレスという実在するお店なのだが、そこから取ったのだろうか? だとしたら邦題をつけた方はよっぽどの偉仔ファンだな。

Posted at 02:23 午前    

アニタ・ムイ死去


梅艶芳死去

梅艶芳(アニタ・ムイ)死去。肥強とのチャットで知りました。享年40歳でした。今年は張國榮(レスリー・チャン)や台灣の柯受良(ブラッキー・コー)も亡くなり、香港映画にとって一つの時代の終わりを告げた年となった。ご冥福を祈ります。

Posted at 02:23 午前    

日 - 5月 30, 2004

西遊記 四 天竺への道


齊天大聖孫悟空


西遊記 四 天竺への道 」をDVDで観た。ついに三蔵の弟子達も揃い、徐々に面白くなってきた。ただ何度観ても広東語でないのは許せない。エリック・コットのトークが北京語吹き替えかよ! だがこのシリーズを観るのは、もはや申年に産まれてくるわが子の為の、胎教の域に達している。

Posted at 02:31 午前    

金 - 4月 23, 2004

アベニュー・オブ・スターズ


星光大道

来週の水曜日、香港映画人・明星を讃えるアベニュー・オブ・スターズ がオープンする。尖沙咀(チムサアチョイ)のプロムナードにスターの手形がサインが陳列されるわけだが、その数は73人だという情報はニュースで知っていた。それって誰だろうと疑問に思いつつ、探したがなかなか良い資料が見つからなかった。結局、香港の呉小姐にお願いしてPDF を探してもらった。Fanny多謝o勒! 

まず二ページ目のアンダーラインを引いている故人から。
43番、胡金銓(キン・フー)。古装片監督。
53番、李小龍(ブルース・リー)。学生時代、ダンスコンテストでチャチャチャ部門優勝。
65番、張國栄(レスリー・チャン)。唐先生。
69番、梅艶芳(アニタ・ムイ)。「東方三侠」。
ぱっと見でわかるのそれ位かな。あれ、「霊幻道士」の林照英(ラム・チェンイン)が居ない?

次に、生きている人。
20番、石堅(シー・キェン)は「燃えよドラゴン」の大ボス。あの手に鉄の爪をつける人。
36番、謝賢(パトリック・ツェー)は謝霆鋒(ニコラス)のお父さん。「少林サッカー」の魔鬼隊オーナー。
42番、楚原(チョー・イェン)は「大丈夫日記」の監督。
46番、蕭芳芳(ジョセフィーン・シャオ)、「女人、四十。」主演。
48番、王羽(ジミー・ウォン)。カンフー映画スター。
49番、狄龍(ティ・ロン)。「男たちの挽歌」ダヨネ!「酔拳2」の親父。
52番、鄒文懐(レイモンド・チョウ)。ゴールデンハーベストを設立した人。
54番、呉思遠(ウー・セイエン)。「ツインドラゴン」製作、「ドラゴンイン」製作総指揮。
55番、許冠文(マイケル・ホイ)。ホイ兄弟の長男。ミスターBOO。
56番、許冠傑(サミュエル・ホイ)。ホイ兄弟の四男。あれ? 三男のリッキーは? 次男は裏方。
57番、林青霞(ブリジット・リン)。あご割れ女。「東方不敗」。
58番、洪金寶(サモ・ハン・キンポー)。デブゴン! ユン・ピョウは?
59番、成龍(ジャッキー・チェン)。コミカルカンフー。三菱。神戸牛。香港観光協会。
60番、呉宇森(ジョン・ウー)。教会、二丁拳銃、鳩、スローモーション、ニコラス・ケイジ。
61番、袁和平(ユエン・ウーピン)。「蛇拳」「酔拳」監督。「マトリックス」武術指導。
62番、許鞍華(アン・ホイ)。「玉觀音」監督。
63番、徐克(ツイ・ハーク)。「ロボフォース鉄甲無敵マリア」のウイスキー。
64番、周潤發(チョウ・ユンファ)。發仔。
66番、劉徳華(アンディ・ラウ)。華仔。
67番、李連杰(ジェット・リー)というか、リー・リンチェイ。
68番、張曼玉(マギー・チャン)。「マギー・チャンのドッカン爆弾娘」。
70番、梁朝偉(トニー・レオン)。最近では「インファナル・アフェア」。
71番、楊紫瓊(ミシェール・ヨー)。前は、ミシェール・キング。「グリーン・ディスティニー」。ミシェール・カーンって時代もあった。
72番、王家衛(ウォン・カーワイ)。オサレ映画監督。「恋する惑星」「天使の涙」「wkw/tk/1996@/7’55”hk.net」。サングラス。
73番、周星馳(チャウ・シンチー)。星爺。「少林サッカー」。あれ、呉孟達(ン・マンタ)は?

70年代以前の香港映画人についてはもうお手上げ。それについてはここ のページに詳しく載っているのでそちらを。70年代でもジャッキー映画全盛期時代の小学生だったので、コアな所は知るよしもない。

外国映画にも出ている甄子丹(ドニー・イェン)、梁家輝(レオン・カーファイ)は漏れたんだ。黄秋生(アンソニー・ウォン)は「八仙飯店之人肉饅頭」に出てなかったら入ってたかもな。

そんなわけで、香港に行く楽しみが一つ増えたワケだ。早く行きたいなぁ…。

Posted at 02:31 午前    

金 - 4月 16, 2004

スー・チー in ミスター・パーフェクト


奇逢敵手


DVDで「スー・チー in ミスター・パーフェクト」を観た。舌打ち。製作の杜琪峰(ジョニー・トー)という名前に騙されて見たら、監督・脚本の林嶺東(リンゴ・ラム)色の濃いアクションコメディだった。

「恋戦沖縄」をマレーシアに置き換えたような、リゾート地で繰り広げられる、月曜ドラマランド的なハチャメチャラブストーリー。香港映画において、海外へのバカンスを描いたモノは失敗作であるという法則が我が家にはある。今作品もその法則に則ったとても下らない作品だった。

大好きな舒淇(スー・チー)と任達華(サイモン・ヤム)が出ているのがせめてもの救いだが、アクションの隙間に売れる要素として入れられた恋愛事情が、まるで食玩のお菓子程度の魅力しかなく、後はもっぱら間延びしたアクションの連続。誰が、任達華の華麗なダンスアクションが見たいねん! 誰が舒淇のジェット・スキーシーンを長々と見たいねん! 俺は呪詛を吐き続けた。

Posted at 02:24 午前    

水 - 4月 14, 2004

ブラックシティ


黒白森林


DVDで「ブラック・シティ」を観た。雰囲気が「無間道」(インファナル・アフェア)にとても似ている王晶(バリー・ウォン)「中国星」映画。何が似てるって寺院、ビルの屋上などロケ地・構図が似てる。向かいのビルで警察が張り込んでいた麻薬取引のビルなんて同じ場所かもしれない。また黄秋生(アンソニー・ウォン)が黄sirと同じ様な警部の役だ。

キャストも濃くて、劉青雲(ラウ・チンワン)、呉鎭宇(ン・ジャンユ)、陳小春、謝賢(謝霆鋒のお父さん。「少林サッカー」の魔鬼隊オーナー)、鍾欣桐(TWINSのかわいい方)と、俺の好きなおっさんのオンパレード。いや陳小春はそんなに好きではないが、老けたなぁって感じで。

主演の黄浩然は口樂(コーラ)というニックネームで出てたが、父親役の劉青雲は七喜(セブンアップ)だった。俺も飲み物のあだ名を付けるとしたら、ペリエだろうか。アルコールも可なら、シンハーがいい。連れあいはSPY(タイのカクテル)だそうだ。そういえば徐克(ツイ・ハーク)は「ロボフォース 鉄甲無敵マリア」で自らウイスキーという役で出ていたのを思い出した。


Posted at 02:24 午前    

土 - 4月 10, 2004

西遊記 参 天界激動


齊天大聖孫悟空


西遊記 参 天界激動 」をDVDで観た。今回は悟空が王母娘娘に気に入られる所から、玉帝に罰せられるまで。まだまだ天界でのお話で、悟空は旅立ちません。原作に忠実です。

Posted at 02:24 午前    

日 - 4月 4, 2004

西遊記 弐 神珍鉄拳


齊天大聖孫悟空


今朝返工之前我睇o左「齊天大堅孫悟空 」o既DVD。

紫薇仙子o既阿嬌 (TWINS)好leng! 哪吒o既林志穎都好leng好似我。
不過日本geDVD係台湾版 所以我唔可以聴イ巨o地o既聲! Ai...牛魔王係唔係黄一飛呀? 而家我知到o勒

Posted at 02:23 午前    

日 - 3月 28, 2004

西遊記 悟空誕生


齊天大聖孫悟空


ケツが火を吹く五秒前! DVDで「西遊記 悟空誕生」を観た。観て気づいたのだが、これは映画ではなくテレビドラマシリーズだった。それも北京語吹き替えだ。せっかくDVDなのにどうして広東語が入ってないのか疑問符が浮かんだが、わざわざ吹き替えの北京語で観るのも意味が無いので、素直に日本語吹き替えで観た。

主演孫悟空に張衛健(ディッキー・チョン)、三蔵法師に梁漢文(エドモンド・リョン)、豬八戒に葛民輝(エリック・コット)、沙悟浄に李燦森(サム・リー)。助キャラにTWINS、林志穎(ジミー・リン)、謝霆鋒(ニコラス・ツェ)、蕭薔(シャオ・チャン)、袁詠儀(アニタ・ユン)、鄭秀文(サミー・チェン)、徐懷(ユキ・シュー)、許志安(アンディ・ホイ)、楊恭如(クリスティ・ヤン)、飯島愛ほか。歌に劉徳華(アンディ・ラウ)の豪華キャストの最高峰! 

かなり軽いノリの西遊記で、悟空の口癖は「ケツが火を吹く五秒前!」や「〜最高峰!」だ。子供番組なのだろう。CGも合成もかなり陳腐だが、そのストーリーは元が面白いので、首の皮一枚でなんとか観ることができる。今話はまだ飯島愛は出てこなかったが、どうやら着ぐるみ着て蜘蛛女らしい。

「続き物」はあえて見ないようにしている。とりわけテレビのドラマは何年も見ていない。職業柄、毎週同じ時間にテレビの前に居られる保証がないからだ。ビデオを撮ってまで見るのは面倒だし、何よりも見こぼしてしまった時のストレスが最高峰だからだ。おまけに俺は、例えつまらなくても第一話を観てしまったら、最終話まで観ないと気が済まない性分なのだ。そんな理由で映画に走りがちの俺が、この「西遊記」の第一話を観てしまった…。まるで地雷を踏んでしまった様な気分だ。まだ「24」観てしまった方がましだろう。

そういえば、十数年前に大阪の深夜番組で放映されてた、中国中央電視台の「西遊記 」はよくできてたよなぁ。もちろんマチャアキの「西遊記」も最高峰だが。中華人民共和国建国55周年記念公演京劇「孫悟空 三打白骨精」も期待大だ。

Posted at 02:24 午前    

土 - 3月 20, 2004

天上の剣-The Legend of ZU


THE LEGEND OF ZU 蜀山傳


徐克(ツイ・ハーク) 監督の「天上の剣-The Legend of ZU」をDVDで観た。その昔俺が中学生の頃、徐克監督の「蜀山 天空の剣」という古装映画と、織田裕二主演の「湘南爆走族」が同時上映で公開され、梅田の東映へ観に行った記憶がある。ストーリーは覚えていないが、たぶんそれの焼き直しだと思う。

出演者が鄭伊健(イーキン・チェン)、 張栢芝(セシリア・チャン) 、古天樂(ルイス・クー)、 洪金寳(サモ・ハン・キンポー)、 章子怡(チャン・ツィイー)。アクション指導は袁和平(ユエン・ウーピン)という大作なのだが、特筆すべきはそのCGの量で、ほとんどのシーンでCGが使われている。全編仙人が飛び交い、剣が舞い、鄭伊健おでぶ? の連続。途中戦隊モノか聖闘士星矢みたいなバトルも繰り広げられ、映像としても見応えがあった。ちょい役の章子怡は出なくても良かったかな。

Posted at 02:24 午前    

日 - 2月 22, 2004

青の稲妻


任逍遥


賈樟柯監督の「青の稲妻」をDVDで観た。無表情で冥(くら)い虚ろの眼をした不器用な若者たちが、もがきながら疾走する、カメラ長回しの中国ヌーヴェル・ヴァーグ。早く終わってくれと呪詛を唱えながら観た。

Posted at 02:31 午前    

日 - 2月 1, 2004

広州殺人事件


九品芝麻官之白面包青天


周星馳(チャウ・シンチー)主演のDVD「広州殺人事件」を観た。金に汚いダメ裁判官の 周星馳が、旅先で修行して口達者な判事として生まれ変わるという、いつもの底辺から這い上がる周星馳映画。ラストバトルが裁判で、口喧嘩で争うという、マシンガントークが売りな映画だけに、ネタの方も広東語がわからないときつい。それでも久しぶりに周星馳のナンセンスギャグ観て爆笑した。

Posted at 02:31 午前    

土 - 1月 17, 2004

Needing You


孤男寡女


杜琪峰(ジョニー・トー)監督の「Needing You」をDVDで観た。ダメOLとその上司の仕事に恋に大忙しの、コテコテのラブコメ。元は劉徳華(アンディ・ラウ)と鄭秀文(サミー・チェン)が演じたラジオドラマだった様だ。この監督で劉徳華と鄭秀文ものでは「痩身男女」というラブコメディもある。鄭秀文は細すぎるので、「痩身男女」のややデブ(最終形態の手前)位が一番かわいいと思う。

後半のバイクが出てくるシーンから「天若有情 (アンディ・ラウの逃避行)」ネタを多用。もはや外国人に観てもらう気なんて更々無い様な作り方に香港映画らしさが伺える。まああり得ない展開のオンパレードで好きな人は好きだろうが、俺的には韓国の恋愛映画の方が好きだな。杜琪峰監督ものなら「鎗火 (ザ・ミッション)」の人情黒社会っぷりが最高に好きだ!

Posted at 02:24 午前    

日 - 1月 4, 2004

恋戦。OKINAWA Rendez-vous


恋戦沖縄


寝正月ラストの作品はDVD「恋戦。OKINAWA Rendez-vous」だ。寝正月にふさわしく、すっとぼけた作品。面白そうなストーリーが軌道に乗りそうな辺りで全てあやふやにしてしまう陳嘉上 (ゴードン・チャン)監督。さすが「アンディ・ラウ アルマゲドン」撮っただけあるな。

レスリーはインタビューで沖縄にバカンスに来たみたいに楽しんでくれと言っていた。ただしこの場合の沖縄は香港人からみたリゾート地沖縄だ。沖縄文化に溢れてるわけでもなく、俺に言わせれば熱海だな。香港よりも北にある沖縄にわざわざ来てビーチで本を読むのが、香港人のステータスなのだろうか。風が強くて空曇ってたぞ。

加藤雅也の演ずる沖縄やくざは言動があり得ない。香港からの旅行客に求婚する加藤雅也。観てて「にゃにゃにゃにゃーい」を連発。いや、この映画全てがにゃにゃにゃにゃーい。

Posted at 02:24 午前    

金 - 1月 2, 2004

スパイチーム


神偸次世代


今年の寝正月第一弾映画はDVDで観た「スパイチーム」。黎明(レオン・ライ)がワイヤーアクションで戦う映画。最後犯人が判明してからの必要以上のアクションに、スタントマンがんばったんだろうな位にしか感動せず。そもそも黎明にアクションなんて期待してないと思うぞ観客は。陳小春老けたよなー。李燦森(サム・リー)最近よく見かけるな。

舒淇(スー・チー)と黎明はよく一緒に出てるよね。黎明「北京站」のMTVの舒淇が妖艶で良い。

Posted at 02:24 午前    

火 - 11月 4, 2003

インファナル・アフェア


無間道


午前中、葬儀・告別式で受付をしてくれたご近所とお寺にお礼回りをした後、礼服を脱ぎ捨て今日はリラックスするぞと、マイカル某所のリラックスで頭とボディを30分ずつマッサージしてもらった。よだれを垂らしそうになりながら、何度か気を失った。その後、映画始まるまでの間、スタバで新堂先生の「血塗られた神話」を読んだ。
さて、ビール買って劇場に入ると客は3人くらいか。ここで昔「ディープブルー」というサメ映画を観た時は、俺一人だけだった。ひさしぶりに見たアンソニー・ウォンはまじめな役だった。トニー・レオンもアンディ・ラウもケリー・チャンもサミー・チェンもエリック・ツァンもエディソン・チャンも遠く懐かしい感じがした。そういえば俺って香港映画好きだったよなと過去形になりそうな気分だった。...面白かった。来月は『無間道III 終極無間』が公開されるらしい。どうでもいいが「インファナル・アフェア」ってタイトルは言い間違えそうな程めんどくさいぞ。チケット買うまで頭で何度反復させた事か。

Posted at 02:31 午前    


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