日 - 5月 16, 2004

アメリカ旅行7


成田

東京に着くと、雨交じりの曇り空だった。高めの湿度に、まさに水を得た魚のように唇が潤った! この旅で体感したのは西海岸は乾燥しているという事だ。庭の草を短く切らないと、山火事で燃え広がる様な土地だ。すぐに唇が乾き、リップ塗りまくりの旅だった。俺はこの国では生きていけないと思った。

リムジンバスで渋谷まで。道中終始睡眠。エクセル東急ホテルのロビーまで連れあいがお迎えに来てくれたので、そのまま美登利寿司で夕食を。たらふく食べると再び睡魔が。

帰ると「マッハ!!!!!!!! 」のDVDが有るというので、観るとメイキングと試写の案内状だった。しょんぼりして「ウルルン」を観つつそのまま眠る。


Posted at 02:31 午前    

土 - 5月 15, 2004

アメリカ旅行6


LAS VEGAS 3

5:25チェックアウト。バスで空港へ。空港で飛行機が換わりそうになったり、結局換わらなかったりでドタバタする。LAで乗り換えて成田へ。機中「釣りバカ日誌」と「コールドマウンテン 」を上映。とにかく目もくれず寝る。機中泊。

Posted at 02:31 午前    

金 - 5月 14, 2004

アメリカ旅行5


LAS VEGAS 2

今日は、ショッピングに洒落込もうと、サングラスに開襟シャツでキメた。シーザーズパレスのショッピングモール内のニューヨークデリで朝食。ミックスオムレツとデカフ・コーヒー。

それから連れ合いと連れ合いのママのお土産を探しに翻弄するのだが、途中トレジャーアイランドホテルで「キダム」でお馴染みのシルク・ドゥ・ソレイユによるプロダクションショー「MYSTRE」のチケットを買う。本当は「O」が観たかったのだが、土曜日まで席が埋まっていた。

あっちこっちのショッピングモールをはしごした。途中、おばちゃんが、「ワオ、ワオ」と黄色い声を出していた。俺に言ってるとは思ってもみないので、そのまま歩いていると、付いてきて「ハロー」と覗き込んで言うので、俺かよ?と思い、「ハーイ」と返事した。

するとそのおばちゃんは超嬉しそうに「アーユーレスリーチャン?」と目を輝かして問いかけた。確かに今日のファッションは往年のブルース・リーを意識したキメキメのモノだったので、無理もない。「香港から来たのか?」とまだ絡んでくるので、「違うよー」と言って逃げてきた。

本当は既にレスリー・チャンは他界している事を教えてあげたかったが、死人に鞭打つ様な行為は止めた。俺にレスリーかと尋ねるおばちゃんの勘違いを察すると、とても恥ずかしくなったのだ。テレビで橋田寿賀子に向かってオノ・ヨーコかと尋ねる外人を思い出した。東洋人の顔の区別ができないのだろう。

結局昨日寄ったショッピングモールでお土産を買った。実質買い物ができるのは今日だけだったので、死物狂いでお土産を探し求めた。もう歩き疲れて思考能力は低下し、焦燥感が襲ってきた頃に良いお土産を見つけた。ぐったりしてそのままトレジャーアイランドホテルのバフェで早い夕食を摂った。昨日のリビエラホテルのバフェの方が品揃えが良かった。それでもかなりの量を食べたのだが。

早めに「MYSTRE」の会場へ入った。すると青い着ぐるみキャラが登場し、席に着こうとしている客に悪戯を繰り広げた。時間が来ると青い着ぐるみの仲間達が呼びに来てショーは開始する。かなりの独創的な世界観と技に想像以上の驚きは無く、よく出来たサーカスという印象。プーケットで観た「プーケットファンタジー 」程の衝撃は無かった。この「MYSTRE」を観てるとなぜか「ピクミン」を連想した。勝手な憶測だが、きっと「ピクミン」の開発者は「MYSTRE」を観た事があるのではないだろうか。

ホテルに戻り、昨日の3ドルをスロットマシンに費やす。25セントの台だったので、長持ちしつつ消費していく。ハッキリ言って勝つ気がしない。飲み込まれていくお金。暫くして無くなったので、ポケットの小銭をあと2ドルまで使う事にした。もちろん負け。そもそもギャンブル嫌い。明日早いので速攻寝る。

Posted at 02:31 午前    

木 - 5月 13, 2004

アメリカ旅行4


LAS VEGAS

朝、荷造りを終えてまだ時間があったので、スターバックスでカプチーノを買って散歩する。さようならLA。おそらく自腹では来ないだろう。

国内線に乗ってラスベガスへ。懐かしのラスベガス。前回はシアトル経由でラスベガス入りした。空港内にはすでにスロットマシーンが置いてある。ホテルまで待てない人はどうぞ。

バスでホテルへ行く途中、なぜかショッピングモールでミーティング。ここは以前にカンフー映画ビデオを買ったショッピングモールだ。馬鹿でかいショッピングモールに自由時間数十分なので、殆ど見る事ができずに集合場所へ。

ついにホテルへ。前に出張で来たときはメインストリートのストリップ(The Strip)にある大きなホテルに泊まれたが、今回はストリップから大きく外れた現地っこ向け巨大ホテルだった。ストリップへは無料送迎バスに乗らなければいけない面倒くささ。このツアーかなりの格安ツアーなんじゃなかろうか。朝食すら付いてない。

さてこれからが、仕事を忘れて自由時間。とりあえず、ネットで予約していたトップレスショー「CRAZY GIRLS 」のチケットをピックアップしにリビエラホテルへ向かう。まず送迎バスでストリップへ。そこからタクシーでリビエラホテルへ。このリビエラホテルのカジノも広くてショー会場を探すのも一苦労だった。

夜九時半からのショーまで時間があったので、バフェで夕食とする。バフェはビュッフェ(BUFFET)の英語発音。BUTTERFLYはバタフライだしBUSだってバスだよな。ここのバフェはかなりの種類のメニューがあり、各種肉からデザートのケーキまで食べまくった。ソフトクリームまで自作でき初めてクリームでとぐろを巻いた。

さてショーの時間に会場へ行くともう並んでる人が。老舗のトップレスショーなので客はおっさんばかりだ。会場はそんなに広くないが、客はそこそこの入り。ショーが始まる前に司会のコメディアンが登場! 本場のアメリカンジョークで色々と注意事項を述べて帰っていった。

「ガール、ガール、クレイジーガール」と歌いながらクレイジーガールズが登場。サイケなライトで全貌が見えないクレイジーガールズ。椅子に座って踊ったり、ポールにしがみついて踊ったり、、途中何度か司会のコメディアンが登場して下ネタジョークを交え、健全なショーが繰り広げられた。

前回に連れて行ってもらった、膝の上でショーガールが踊ってくれるトップレスクラブに比べたら健全すぎる。ノリとしてはタイでオカマショーを観る感覚に近い。場末感が漂うショーであった。

帰りはタクシーでホテルまで。寝る前にホテルのスロットマシーンに金を入れてみる。4ドルが消えてなくなりそうな時に、3ドル当たったので、そのまま続けずにレシートを受け取った。また明日これで遊ぼう。今日の成果1ドル赤字。

Posted at 02:31 午前    

水 - 5月 12, 2004

アメリカ旅行3


E3

朝はハンバーガーでしょ? 念願のバーガーキング へ直行し、ワッパーとコーヒーを胃袋へ流し込んだ。バーキンといえば学生時代、高田馬場のビッグボックス店でよくお世話になった思い出の味だ。今では米軍基地まで行かないと食えない幻の味となってしまった。

さて、今日は待望のE3 である。とにかくでかい。東京ゲームショー規模の会場が四つに、小さな会場もちらほら有り、全国からゲームTシャツできめこんだNerd達が水を得た魚の様に活き活きとデジカメを構えていた。



一番の注目だったDS とPSPだが、一騎討ちを避ける様にターゲット層をずらし、両者棲み分けを狙っていた感が高い。まだどちらも発売まで時間あるし、何とも言えない状況。

そんな中、一番興味深かったのは、8-BIT WEAPON という二人組のバンドのブースだった。レトロゲームコーナーに陣取った彼等は、いきなりピコピコ8bitサウンドでライブを始めた。コモドールにゲームボーイ、ドラムまで使用し、チープな音源で奏でる味のあるメロディにいつしか虜になっていた。



それからE3会場を後にし再びハリウッド某所で会議。その後コリアンタウンにて焼き肉で打ち上げ。肉も料理も凄い量のおもてなしだったが、禁酒中であるのと時差ボケで食が細くなっており、かなりの量を残してしまった。それからホテルに帰り、みんなで軽くゴルフ 大会してから寝た。

Posted at 02:31 午前    

火 - 5月 11, 2004

アメリカ旅行2


LA2

朝は飲茶でしょ? さっそくチャイナタウンに直行し、街を探索する。横浜の中華街で想像する様な極彩色は少なく派手な看板もない。お土産屋が集まってる通りだけ、中華風の作りになっている。



ガイドブックで調べてあった飲茶のお店に行ってみた明らかに客がいなかったので、現地の人で賑わう金龍海鮮酒店に行った。よく香港にある様なワゴン式点心のお店で、広東語が飛び交っていた。鳥の脚と焼売と青菜を食べた。めちゃ美味。しばらくお茶を飲んでまったりする。

最後に「唔該埋単」と広東語が通じたので、ガッツポーズ。広東語を勉強してからまだ香港へ行ってないので、アメリカで最初に使う事になるとは思ってもみなかった。これに味をしめてお土産屋でも広東語を試してみる。


↑ジャッキーが「ラッシュアワー」で撮影に使った福州酒店

ホテルに集合してそのまま某所に移動し会議。ここからは仕事なので秘密。その後カンファレンスとパーティで前の会社の人々に遭う。退屈してきたので、遅いが地下鉄で帰る。夜は出歩かない方がよいと言われている通り、人気も少なく、居るのは浮浪者だけ。全く酷い街だ。

Posted at 02:31 午前    

月 - 5月 10, 2004

アメリカ旅行1


LA

長い一日が始まろうとしている。E3に出展社として参加する為に社員旅行も兼ねてアメリカへ行くこととなった。十時半に品川からNEXに乗って成田に着いたのが正午。

成田から大韓航空でLAまで。昼に出て向こうに着くのは朝の八時半だ。全ての交通手段は会社で手配されている。アメリカへ行くのに大韓航空?と怪訝な顔をしていたが、実際乗ってみるとフライトアテンダントが日韓の綺麗なお姉さんだったり、機内食がビビンバ等の韓国料理だったりで正解だった。

機内で上映された映画は「PETER PAN」と「Welcome to Mooseport 」の二本立て。ゲーム したり、読書 しながら過ごし、ほとんど寝ずに着いてしまった。

LAに着くと普通に朝で、これから一日が始まろうとしている。ツアーの添乗員にピックアップしてもらいホテルへ。ホテルはE3会場の近くで非常に便利。久しぶりにツアーで旅行したので、添乗員のトークに酔いしれた。

明日からのE3イベントの事を考えると遊べるのは実質今日だけなので、日帰りのツアーに参加する事にした。バスでLA市内ツアーとセスナに乗っての夜景ツアー。ホテルに帰るのは夜になるので、この日は完全徹夜状態。

先ずはサンタモニカから。いわゆる西海岸のビーチで巨大な桟橋の上にはショップや遊園地が建っている。マクドナルドでポテトを買って歩きながら食べる。日差しが強烈で砂が舞う。桟橋の端まで歩こうとしたが、時間が来たのでバスに戻る。



次に色々映画の名所を通ってショッピングモールへ。とりわけ見る物無し。どの品も渋谷で買えそうな物ばかり。小腹が空いたので軽く食べようと思ったが、どれもボリュームのある物ばかりで却下。しょうがなく絞り立てオレンジジュースを飲んでバスに戻る。

最後にハリウッドのチャイニーズシアターへ。中央の一番良い位置に呉宇森(ジョン・ウー)の手形足形があって驚いた。通りの星形を観たり、遠くの山のHOLLYWOODの看板を観ても、テレビでよく見る場所だ程度の感動しか襲ってこなかった。眠くて眠くてコダックシアター横の広場でペリエを飲みつつ目を覚ます。



次のセスナツアーまで時間があったので、蝋人形を観に行く。向かいのギネス博物館と抱き合わせで安くなるとかで、時間もあることだし両方観ることにした。ギネスの方はもう最悪で、ハリウッド・エンターテイメントの底辺を垣間見た。蝋人形はどれも「だからどうした?」という内容で、「似てねー!」を連発しつつデジカメで良いアングルに納めていく。


↑マイケル・J・フォックス、ジョン・トラボルタ、ブルース・ウィルス

最後にセスナに乗る。丁度陽が沈みかけで良い頃合いだ。操縦士と握手をしていざ上空へ。夜景は香港、東京と観た事があるが、比べ物にならない位凄かった。何が凄いかってその面積と圧倒的な光の量。アメリカ広すぎ。この旅一番の衝撃だったかもしれない。

セスナから降りるとそのままレストランでディナーコース。サラダと肉とデザート。もう眠くて食欲も半減。おまけに肉は分厚いだけで日本で食べた方が美味い。尤もツアーに付属しているディナーの質なんてたかが知れているが。

個人旅行を得意とするので、こういうツアーで旅行する事は滅多になかったが、LA初めてで、なにぶん時間が無かったことと、ほとんど寝てない思考回路だったので、バスでLAのめぼしい所を観光できた事は「時は金なり」で良かったかも知れない。途中無駄が多かったが、大体方角の見当が付いたので、俺の脳内LAマップが形成されていった。

それからホテルに帰りシャワーを浴びて寝る準備をしていたのだが、これで寝られると思ってからホテルのおっさんと一悶着が有り、書くと長いので省略するが、結局眠りにつけたのが午前一時過ぎ。本当に長い一日だった。

Posted at 02:31 午前    

水 - 1月 21, 2004

京都


そうだ京都、行こう。


ビーアンビシャスー! そうだ京都、行こう。商用で新幹線のぞみに乗って京都へ行ってきた。まずは上の写メールを観てくれ。左から金閣寺(*1)、嵯峨野(*2)、平安神宮(*3)だ。なかなか良い景色ではないか?

(*1)金閣は、正式には舎利殿といい、仏舎利(仏様の遺骨)をまつる建物の事だ。またお寺の名前は、正式には鹿苑寺という。
(*2)嵯峨野の竹林は、竹の質においても竹林の美しさにおいても日本随一と言われている観光名所だ。
(*3)平安神宮大鳥居は、1928年の昭和天皇大礼を記念して神宮の南方に建てられた。幅18メートル、高さ24メートルの鉄筋コンクリートおよび鉄骨造りで、洛東のシンボルとして親しまれている。

が、実際に観光してきたわけではなく、このページの雰囲気作りの為、タクシーのパンフレットや駅のポスターを撮影しただけだ。お土産を買う暇もなくとんぼ返りだったので、今回は何もネタは無い! 悪しからずとはこの事だ。

Posted at 02:31 午前    


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